こんにちは!
次世代型ギタリストのSHAMです。
世の中には、一見多くの人たちが達成できないような高い目標をどんどん達成していくパワフルな人がいますよね?
ギターで言えば、まだ初めて間もないのに、どんどん新しいスキルを吸収していって、あっという間にものすごいハイレベルなギタースキルを身につけてしまう人がいます。
ギターコンテストなんかで、まだティーンエイジャーにもかかわらず、ギター歴三年にも満たない若者が信じられないプレイをしているのを見たことがある人なんかは、まさにその典型例。
最近でいうと、MateusAsato氏なんかは、まさにそういうタイプのギタリストではないでしょうか。
そんな「天才ギタリスト」達が一見、自然と実践している『上達の秘訣』は、実は脳科学に基づいて解説することができます。
題して「天才ギタリストが実践する短期間でメキメキ上達できる目標設定法」です!
Contents
突然ですが質問です。
- むちゃくちゃがんばって、120%以上の力を発揮してようやく達成できるかどうかの高い目標を立てる人
- どう転んだって120%達成できる位の一見ハードルとも言えなそうな低い目標を立てる人
あなたは、どちらの人が成果を出しやすいと思いますか?
実は、後者の方が圧倒的に結果として大きな成果を出すのです。
そして、その鍵は脳内物質の「ドーパミン」が握っています。
脳内物質・ドーパミンって何?
ドーパミンとは神経伝達物質の一つで「快感」や「やる気」に大きな影響を与えます。 また、学習能力や記憶力といった部分にも影響を与えると言われています。
上達が早い人や、どんどん目標達成をしていける人を見て
「なんであんなに頑張れるんだろう」
「なんであんなに目標達成をし続けられるんだろう」
なんて思ったことはありませんか?
彼らは意識的にしろ無意識的にしろ、このドーパミンが適切に分泌されているから、意欲を失うことなく行動し続ける事ができるんですね。
だから結果として、大きな目標も達成していくように見えるのです。
成果の出せない人の目標達成パターン
まず、成果の出せない人の目標達成パターンはこうです。
- 全力を出し切ればなんとか達成できる目標を立てる
- トラブルや不慮の事態が起きると目標が達成できない
- 目標が不達により、ドーパミンが分泌されないので、意欲が湧いてこない。結果として自己評価が下がり、モチベーション維持ができない
一見、高い目標を設定することは良いことのように感じます。
しかし、高い目標というのは「自分が120パーセントの力を出し切ってようやく達成できる」ので、不慮の事態が起きればそれだけで達成できなくなってしまいます。
目標達成ができなかったという事実は、自分が思っているよりもはるかにセルフイメージに悪影響を与えます。
成果を出す人の目標設定パターン
成果を出す人というのは「高い目標を立て、それを達成している」と思いがちですが、実はそれは違います。
彼らは目標達成の仕方がうまいのです。
そしてそれは、次の3ステップサイクルで説明ができます。
- 確実に達成できる目標を立てる
- 目標達成する事で脳に脳内物質であるドーパミンが分泌されます
- それによってさらに次の目標を達成する意欲が沸き起こる
この繰り返しによって、加速度的に成果を出していくのです。
特に(1)が重要です。
この目標設定は
「自分が確実に達成できるレベル」
でなくてはなりません。
語弊を恐れず言えば、目標設定は低ければ低い程よいです。
ドーパミンは「目標達成した時」に放出されますが「目標達成できる」と分かっていても先行放出されるという特性があるんです。
つまり、低めの目標を達成することを繰り返していると、脳はどんどんドーパミンを出すんです。
これをうまく活用することで、相乗効果が得られるので、結果として周りから見ると短期間で大きな目標を達成したように「見える」訳ですね。
あなたが行動できない原因は、意志が弱いからではない
練習が継続できない人、思うように上達ができない人に多く見られるのが
自分の意志が弱いからできない
と思い込んでいるケースです。
でも実はそうではないんです。
人間誰しも、自分の行動は自分の意志でコントロールしている、と考えがちですが、脳科学的に見れば、人間の行動は脳内物質の分泌に大きく影響されている、と言えるようです。
ですから、思ったように行動できない、成果が出せないと悩む人が本当にやらねばならないことは
- 目標設定を見直すこと
- 脳内物質が適切に分泌されるようにすること
この2つなんです。
脳を最適化すれば能力は2倍になる ・樺沢 紫苑
達成できない目標に意味はない
低い目標を立てることに抵抗がある人にありがちなのが
「こんな低いハードルを超えても意味がない」
と、深層心理で思っていること。
しかし「目標を達成できない」ことはそれ以上に意味がないことを理解すれば「目標を低く設定すること」の価値が見えてくると思います。
ギターの上達も全く同じ
これはギターにおいて短期間でメキメキ上達していく人たちも、同じことが言えます。
実際に、僕がこれまで間近で見てきて成果を出している人は、ほぼ例外なくこのサイクルに則って、目標設定をしています。
これは、音楽家もそうですし、それ以外(起業家など)の人たちもそうです。実際に会って話を聞いて見てもそうでした。
逆に「むちゃくちゃがんばって、120%以上の力を発揮してようやく達成できるかどうかの高い目標を立てる人」で、その大きな目標を達成していってる人って、僕が知る限り見たことがありませんね。
だから、独学で3年程度のギター歴でも専門学校のトップクラスで入学ができたんだと思います。
まとめ
小さな目標を短期間でどんどん乗り越えていくことができれば、自己達成感を得ながら目標のハードルアップを負担なくこなしていくことができます。
ぜひ、この考え方をあなたのギターライフに生かして見てくださいね!
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