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ZOOM G5n 最速レビュー!コスパ最強マルチはプロの仕事で使える?

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以前紹介したZOOMのG5nを手に入れました。
アンプシミュレーター歪みエフェクトに絞って1時間ほど試してみたので簡単にレビューしたいと思います。

ちなみに、深夜でしたので本体のヘッドホンアウトからSONYのMDR-7506
でモニターしました。
(本当は普段リファレンスにしているMDR-CD900ST
を使いたかったが、自宅寝室にはこれしかなかった・汗)

ZOOM G5n良かったところ

アンプシミュレーターについて

・アンプシミュレーターの質が高い
まず特筆すべきはアンプシミュレーターのクオリティ。
音の立ち(レスポンス)が良いので弾いてて楽です。力を抜いて弾ける。

・各アンプの実機に即したパラメーターを再現しているのにも驚き。
zoom g5n twnr
例えば、FD TWNRの元と思われるFender TwinReverbにはトレモロが付いている訳ですが、そこもしっかりと再現されていたり・・・
Stacy Blue(Bogner Extacy Blue CH)に関しては実機についているStructureスイッチ(ゲイン量を調整)を再現するSTRACTというパラメータがあったり・・・
パラメータの再現だけではなく、音そのものも、もちろん良いです。

・入力信号に対してシビアに反応してくれる。
どのアンプモデルでもピックアップの違いやボリューム・トーンなどをはっきりと表現してくれます。

・ノイズがめちゃ少ないこともかなり驚き。
アンプ前段で歪みエフェクトを追加してブーストしてもかなりノイズが少ない。ワウを使っても同様です。

・アンプシミュレーターとは別ですが、アウトプットブースターが使える
特にトーンが音楽的な変化をするので、高域ののバランスをコントロールしやすいです。

ZOOM G5nの操作性

・2種類のペダルは干渉しないように工夫されておりどちらも踏みやすく、誤操作は少なそう。
今回から、エフェクトのON/OFFスイッチの他に、本体下部にチューナーやバンクきりかえのスイッチが独立して搭載されました。

・エクスプレッションペダルの形状が一般的なワウペダルに近い形になったため踏み心地が良くなった。
G3Xのペダルはちょっと小さめだったのですが、G5nになって足を置いたときの感覚が普通のワウペダルに近づいて踏みやすくなりました。

・トータルディスプレイのおかげでエフェクト全体を俯瞰しやすくなった
今までのG3だと3種類、G5だと4種類以上のエフェクトを使った時に、エフェクトブロック全体を把握しづらかったのですが、これでかなり改善されたと思います。

・液晶上にすべてのパラメーターが表示されるようになった事で操作性がかなり上がった
個々のエフェクトに関しても、それまでのGシリーズと違いページの概念がなくなったので、液晶上にすべてのパラメーターが表示されるようになった。(パラメーター多いエフェクトは”ラージエフェクト”として2つ分の液晶に表示される)これは操作性がかなり上がる良いポイントだと思う。

・個々のエフェクトを選択する際、エフェクトカテゴリ毎に選択できるようになった
例えば<歪み系→アンプシミュレーター→EQ→モジュレーション系→空間系>のように、エフェクトを選ぶ時にカテゴリー毎に飛ばせるようになった。これまでのG3やG5のように真ん中辺りのエフェクトを選ぶのに延々とボタンをカチカチしなくて良くなったのは操作性の面ではだいぶ大きいですね。

・エフェクトの削除と追加ができるようになった。
以前はエフェクトを削除したいと思ったら、NO ASSIGNの状態までボタンを連打するしかなかった。これもしっかりとユーザーの声を反映させている部分だと感じた。

・チューナーが7弦やオープンチューニングに対応!
地味だけど嬉しいポイント。

ZOOM G5nイマイチなところ

・グローバル設定(エフェクト全体に影響する設定)でキャビネットシミュレーターのON/OFFができるとなお使いやすい
BOSSのGTシリーズにはあった機能なんですが、これができると、現場に合わせて使いやすいのかなあと。

・キャビネットシミュレーターのEQはいらないんじゃないかなあ・・・
あそこで補正するくらいならそもそもの音作りを見直せよって思うし、初心者はパラメーター増えることで迷うのではないかと。

・エフェクトリストが付属してない
image
これ、梱包ミスかもしれないんですが、エフェクトリストが付属してませんでした。
まあ、webでダウンロードしてよって事なのかな?と思ったのですが、どうなんでしょ。
エフェクトリストがあった方が、初心者はもちろん上級者も、箱空けてすぐに使いやすいと思うのですが。

・USBケーブルが付属しない
これはコストの問題なのか。。。でも、せっかくオーディオインターフェース機能がついていて、CUBASE LEもバンドルされているのに、USBケーブル付いてないとなると、買ってすぐにその機能つかえないじゃないですか。
僕みたいに家に余ってるケーブル沢山ある人はいいんですけど・・・
そこさえカバーできれば、”ライブやリハーサルはもちろん、デモ制作やレコーディングまでオールインワンで対応できる機材が欲しければZOOM G5nを買え!”って事になると思うのですが(^^;)

まとめ

ZOOMのG5nはコストパフォーマンス音質使いやすさと三拍子揃った本当に素晴らしくバランスのとれたマルチエフェクターでした。
素直に明日から仕事で使いたい!と思わせられました。

まだまだアンプシミュレーターに関して思うことがあったり(もちろん良い方向に)、より良いサウンドを出す音作りのコツも見えたので、その辺りに付いても近々レビューしたいと思います!

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