プレイが安定しない・・・
リズム感が悪い・・・
プロのような音が出せない・・・
もしかしたら、そんな悩みの原因は
”ピック”にあるのかもしれませんよ?
今回は僕が生徒さんにギターを教えていて
痛感した気づきをシェアしたいと思います。
ピッキングが上手くできないギタリストの共通点
ピッキングに悩む生徒さんの
演奏添削をしていく上で、
ある時気付いたことがあります。
それは、プレイが安定しない、
ピッキングがうまくいかない
と悩む生徒さんのほとんどが
【ハードピック(※)】
を使っていたのです。
※ハードピックとは一般的に、
厚さが1mm以上のピックを指します。
さらに、
おにぎり型のハードピックを使っている人はおらず、
ほとんどの人がティアドロップか、
あるいはそれよりも小さなジャズタイプのピックを
使っていたのです。
ジャズピックとは、
ハイテクニックを駆使するような
ギタリストに愛用者の多い
ティアドロップをさらに
小さくしたようなピックですね。
こういう形のピックです
サイズが小さくハードピックはピッキングを下手にする?
ここまでの話しで
「えー?ほんとかよー??」
と思った方もいるでしょう。
確かに、
著名なギターインストラクターの方には、
ハードピックを勧める方もいらっしゃいますし、
プロギタリストで小さめハードピックを使っている人は
たくさんいらっしゃいます。
ですが、固いピックというのは、
一言で言うと、
【ちゃんとしたピッキングができていなくても、
音圧感のある音が出てしまう】
ピックなんです。
この”出てしまう”というところが厄介なんです。
意図せずにそうなってしまうので、
【自分はできている】
という錯覚に陥りやすい。
そして、そこに気づかずにギターを弾き続け、
ある時壁にぶち当たるんですね。
・リズムが悪い
・演奏が雑
・ミスが減らない
・プロのようなサウンドが出せない
などなど・・・
ということで、
ハードピックというのは、
”正しいピッキングが身についている人”
が使う分には何も問題ないのですが、
まだピッキングが身についていない初心者が使うには、
ピックに頼ったピッキングをしてしまう
リスクがあるピックだと僕は考えています。
硬めのピックでないと
音圧感が出ない、と思っている人は要注意です。
ピッキングがうまい人は、
厚めのピックだろうが薄いピックだろうが、
バランスのよいしっかりとした音が出せます。
あなたはどうですか?
SHAM愛用のピックは?
僕は、長年クレイトンの
ティアドロップ0.8mmをメインに、
プレイや使用ギターによって
形や厚さを変えて使っています。
(アコギはおにぎり、カッティングは薄めなど。ちなみに最近は別のピックも試してます)
もし、自分のピッキングに悩んでいるなら、
一度ピックの厚さを見直してみると、
いろいろ発見があるかもしれませんよ(^^)
ピックの厚さや形については、
実はまだまだ語れることがあるのですが、
長くなるので今日はこの辺で。
PS.
今更ピックの話しかよ!
と思った人もいるかもしれませんが、
実際僕の生徒さん達はピックを見直したことで
・上半身の力みが取れた
・リズムが安定するようになった
・より繊細なプレイができるようになった
・疲れにくくなった
など様々なメリットを実感されてます。
僕は常々基本の大切さを考えてきましたが
改めてその大切さと、
改善点に気づかない事の怖さを感じました。
やっぱりこういう基礎的なことって、
見落としがちで、
自分で練習しているだけでは、
気づくことが難しいみたいです(^^;)
客観的視点を持つことが大切ですね。

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