ギターの音色を決定付ける
大きな要因であるピッキング。
特に”ピッキングのアングル(角度)”は
音色にかなり影響を与えます。
今回はそんなピッキングの
アングルについてお話をしたいと思います。
【レッスン動画はこちら】
ピッキングアングルは3種類ある
ギターのピッキングには
大きく分けてピッキングの
角度のつけ方によって、
3種類のアングルがある
と言われています。
①順アングル
②平行アングル
③逆アングル
それぞれを詳しく解説しますね!
順アングルピッキング
弦に対してピックを斜め
(ネック側を下げる形)
に当ててやるアングル
ハードロックやパンクに多い
パワーコードでジャリっとした
ニュアンスを出すときに
よく使われるピッキングアングルです。
歪ませると音の違いがよくわかりますね^^
平行アングルピッキング
平行アングルはその名の通り
弦をピックに平行に
当ててやるアングルになります。
これは最も理想的な弦振動が得られる
ピッキングアングルになるので、
基本的に僕は平行アングルで
演奏するように意識をしています。
最近のギタリストの多くは
順アングルか平行アングルで
演奏をする人が多いのでは
ないでしょうか。
順アングルではピックが巻き弦に
擦れる音が入ってくるので
ジャリっとしたニュアンスに
なっている事がわかるでしょうか?
特にこの順アングルのニュアンスは
ロックやポップスでもよく耳にするので、
是非ともコントロールできるように
マスターしてほしいと思います^^
逆アングルピッキング
逆アングルは、弦に対して
順アングルとは逆の斜め
(ブリッジ側を下げる形)に当ててやる
ピッキングになります。
これはジミ・ヘンドリックスや
エリッククラプトンなど、
クラシックなロックギタリストは
みんなこのピッキングアングル
だったと言われています。
逆アングルのメリット
ストロークをするときなど、
6弦側を平行アングル
(あるいは順アングル)
で当ててしまうと、
1弦をヒットする際に弦に対して
ピックが縦に近い状態で当たってしまい、
1弦側の音がぼやけてしまうんですね。
これは、通常ストロークは
手首を使って行うため、
弦に対して弧を描く動きに
ならざるを得ない事が原因です。
全部の弦に平行に当てるとなると、
今度は手首の回転が使いにくく
なってしまうので、
そういった時に使うと良いのが
この逆アングルピッキングです。
逆アングルでストロークする事によって、
腕を振り下ろした時に
ちょうど1弦に平行に当たるくらいになります。
動画で違いを聞いてみましょう。
ピッキングアングルを
使い分けるメリット
ピッキングアングルを使い分ける事が
できるようになる事のメリットは
【表現力が増す】
事です。
ピックの当て方によって、
音色がかなり変わるので
音色の変化を感じながら
演奏できると良いですね^^

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