今回は”空ピッキングができないあなたへ”という事で、空ピッキングの覚え方とコツについてレッスンします!
空ピックがうまくできないという初心者という方は多いと思いますが、今回は
”僕が初心者の頃に覚えて、その後すごく役に立ったパターン”
を教えたいと思います。
Contents
空ピッキングとは?!
空ピッキングとは、ダウンとアップを繰り返すオルタネイトピッキングやオルタネイトストローク時に、何も弾かない拍でも弦に触れずにピックを動かしておく事です。
これによって、リズムキープが行いやすくなったり、右手の演奏の安定にも繋がります。
ギターを始めたなら、なるべく早い段階でマスターしておきたいテクニックの一つです。
練習の時は必ずクリックを使おう
練習の時に必ず守って欲しいのは、クリック(メトロノーム)を使うという事です。
クリックはスマホの無料アプリなどで構いませんので、必ず使ってくださいね。
上達のスピードが全然違います。
(クリックの詳しい話はこちらの記事も参考にしてみてください)
特に初心者のうちからリズムを意識してクリックに合わせるなどしていかないと誤ったリズム感が身についてしまい、後で苦労するので、クリックやCD音源に合わせるなど、練習の時は基準のリズムをはっきりさせるようにしましょう。
今回実践してもらうストロークパターン
今回実践してもらうストロークのパターンはこちら。
(左手は動画ではオープンコードのCを押さえています。)

(実演は動画を参照下さい。)
いきなり全部やろうとしないのがコツ!
いきなり、このパターンを全部やろうとしても、右手の空ピックができなかったりするので、 そんなときはまず、フレーズを細切れにしてやるのがポイントです。
最初は前半のパターンだけをやってみましょう!

(空ピックを忘れずに)
まずはここの部分だけを徹底的に繰り返して、体になじませます。
何も考えなくても手が動くようになれば完璧です。
そしたら次は後半のパート”だけ”を同じように練習します。

後半の部分は頭の拍が前半からの続きになっている(タイになっている)ので、休符扱いで練習するのがポイントです。
(ンタタタという感じで弾く)
前半と後半を合わせてみる
前半と後半、それぞれのフレーズができるようになったら、今度は両方を合わせて弾いてみましょう!

どうでしょう?
いきなりこのパターンからやろうとしてできなかった方も、前半と後半に区切って練習すれば、意外とすんなりできたのではないでしょうか?
フレーズを細切れにして練習するという考え方
こんな感じで、曲やフレーズを練習するときにいっぺんに練習するのではなく、細切れにしたりうまく弾けない箇所に限定して短く集中して練習するという考え方は、効率良くギターを上達する上でとても大切な考え方です。
今回のフレーズはいろんな場面で応用が効きます
今回のパターンは、いわゆる8ビートのストロークパターンとして、王道中の王道ですが、ロックやポップスを演奏する上で本当にいろんなところで応用の効くパターンです。これが身体に入っているのとそうでないのではだいぶ違うので、是非ともマスターしてみてください。

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