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ギター

ギターの練習はヘッドホンやアンプシミュレーターを使わない方がいい!?プロが教える最大のデメリットとは

次世代型ギタリストのSHAMです。

昨日の記事に似たような質問を何件か頂きました。

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読者さんA
読者さんA
いままで8年ほどエレキギターをやってきて、アンプにきちんと繋いで練習したのは最初の1年程でした…。
記事を読んで、自分の力んだピッキングや音作りへの苦手意識はここにあるのかもしれないとすごく納得しました。
これからそれを改善すべくアンプを導入して練習したいと思ったのですが、アンプはVOXのギター本体に挿すタイプのミニアンプでも大丈夫でしょうか…?
読者さんB
読者さんB
いつも興味深い記事をありがとうございます❗
質問なのですが、ギターからアンプを通り、ヘッドホンで音を聞くと言うのは、どうなんでしょうか?練習する際はアンプで音を出せる環境ばかりではないので、どうなのかと思いまして。

なるほど、今やアンプシミュレーターのクオリティは安価なマルチエフェクターであってもかなりのものですし、多くの小型ギターアンプにもヘッドホン端子がついていますから、それを使っても良いのでは?と思うのは自然なことですよね。

でも、ヘッドホンだけで練習するのは大変危険です。

いざリハーサルスタジオやライブで弾くぞ!となった時に全く力が発揮できなくなる可能性があるからです。

ヘッドホンでは絶対に再現できないエレキギターを練習する上で大切なこと

まず前提として。昨日の記事でエレキギターは

ギター本体>エフェクター>アンプ

が揃って一つの楽器であるとお伝えしました。

もう一つ、大切な概念があります。

それは…スピーカーでちゃんと空気を振動させることです。

ギターを練習する時に「スピーカーで空気を振動させる」と言うのは、どう言うことかと言うと…

マルチエフェクターやアンプシミュレーターが発達して、手軽にそれっぽい音が出せるようになりましたが、ライン(ヘッドホン)での音はあくまでシミュレートです。

ギター>エフェクター>アンプ>スピーカー

エレキギターはケーブルを伝ってこれらの機材を経て空気中に音が出力されます。

このスピーカーが空気を振動させ、鼓膜に伝わる感覚は、ヘッドホンでは絶対に再現できません。

また、リアルなアンプを鳴らす感覚があると、マルチエフェクターやアンプシミュレーターを使った音作りもうまくなります。

SHAM
SHAM
布袋さんが以前にインタビューで「ギターは音を出す衝動の楽器。空気を震わせる感覚を大事にしたい」と言う意味合いのことを仰っていました(若干うろ覚え)。まさにその通りだと思います!

自宅でアンプから音を出す練習が難しい人はどうしたらいいか?

自宅が賃貸アパートだったり、家族に音を聞かれたくなかったりでヘッドホン練習を余儀なくされる方も少なくないと思います。

その場合は、定期的にリハーサルスタジオの個人練習に入ることをお勧めします。

「えっ、一人でスタジオ入るの!?」

と思うかもしれませんが、やはり大音量をコントロールする感覚はヘッドホンでの練習では絶対に身につきません。

アンプシミュレーターを使い、ヘッドホン経由のラインサウンドでは華麗なプレイができても、リハーサルやライブの現場に立った途端、良い音が出せずへっぽこなプレイしかできなくのではしょうがありませんよね?

それには、やはり準備や練習が必要なんです。
お金がもったいないと思うかもしれませんが、それは「浪費」ではなく「投資」ですから。

自分の未来を作るためにお金を使うことは、音楽に限らずより良い人生を歩むために必要なことだと僕は考えます。

まとめ:ヘッドホンを使ってギターの練習をするのはあくまでバーチャル、シミュレートであることを忘れずに

どうしても、環境的にアンプで音を出すことが難しい場合は仕方ありませんが、マルチエフェクターやアンプシミュレーターとヘッドホンを使っての練習は、あくまでバーチャル、シミュレートであることを念頭においてください。

決して、生のアンプのタッチ感や空気を振動させる感覚とは異なります。

ぜひ、参考にしてみてください。

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